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話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

アニメ

話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選: 新米小僧の見習日記
というのをやってみようかなと。

「話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選」参加サイト一覧: 新米小僧の見習日記

順番は順位ではなく、タイトル五十音順です。

アイカツ!』125話「あこがれの向こう側」
脚本:加藤陽一/絵コンテ:木村隆一/演出:南川達馬/作画監督:酒井香澄,岡野幸男

アイカツは選ぶのが大変だった。
パッと浮かぶだけでも、大スターライト学園祭のラストのソレイユは圧巻だったし、156話のかつてのあかりちゃんのルームメイトであるユウちゃんがメインとなるお話は素晴らしかった。159話、オオゾラッコーン回ではサンライズのロボットアニメ力を見せつけられた。
新キャラののリサの登場も選択肢が更に拡がってしまうという意味で悩まされるところ。彼女たちはそれぞれのキャラもコンビとしても素晴らしく、初登場の回のののの\こんにちはーっ/は何度見ても飽きることはない。また、二人のステージもスターライト入学テスト、入学後、プレミアムドレス入手時と、ダンスが少しずつ変化しているのも見逃せない……というように、いちいち選外の話をしてるとキリがないのでこのへんにしておくけど……その中で選出したのは125話、ソレイユの大規模な全国ツアーの旅立ちの日の話です。
ツアー準備からツアー出発までの話が展開されるのですが、圧巻は終盤。ソレイユのステージは最早貫禄すら漂うのですが、曲目が当時のエンディング曲であった『Good morning my dream』。曲の後半ではツアー出発の様子が映され、スター宮の「フフッヒ」で本編を締めました。その後、いつもなら勿論、先程までソレイユの歌っていた曲が流れるところです……が、流れたエンディング曲はなんと『カレンダー・ガール』。
この曲は初代エンディング曲で、アイカツファンとしてもいちご世代を強くイメージする部分があって……アニメとして、いちご世代からあかり世代へと移り変わる節目のこのタイミングで、このエンディングを持ってきたアイカツスタッフの心意気に涙を我慢することはできませんでした。
とはいえ、何事も世代交代というのは少しの寂しさが伴うもので……これほどの素晴らしい花道がいちご世代に用意されていても、ファンとしてはやはり寂しい気持ちは解消……とはいきませんが……それを含めても素晴らしい世代交代だったと思います。

アイドルマスター シンデレラガールズ』17話「Where does this road lead to?」
脚本:雑破業/絵コンテ:鈴木健太郎/演出:矢嶋武/作画監督:田村里美,古橋聡

とときら学園回。個人的にデレマスで1番好きなお話です。
美城常務の方針と、それに対抗する部署、また個人的な悩みとで翻弄される城ヶ崎姉妹とみりあがメインのお話。
表現というのは、できる・できない・したい・したくないではなく、本質的にはやるのか・やらないのかである、ということを再認識させられました。それを宣言するかのような、最後の城ヶ崎姉のポスターの輝きは、個人的にはデレマスのハイライトになっています。
また、「姉」という存在がフィーチャーされているのもポイントですね。城ヶ崎姉とみりあの姉トークはもっと聞きたいところでありました。
そうそう、この回の脚本である雑破業さんといえばオネショタなんです! 実は自分が初めて読んだジュブナイルポルノ雑破業さんでして、『ゆんゆん☆パラダイス』というのですが……このへんでやめておきますw

『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』5話「ジャイアント・ガール、リトル・ハート」
脚本:雑破業/絵コンテ:朝倉カイト,金子ひらく/演出:川西泰二/作画監督/吉田篤史,船道愛子,内原茂,原山智

続きましてもその雑破業さん脚本のお話になります、ヴァルドラ5話。
性的興奮により可愛い女子が武器に変化するという設定がトリガーとなって展開されるこのアニメ。
このお話でフィーチャーされるコンビは元々野球でバッテリーだった二人。相性もバッチリ……だった筈が、武器側がどうしても変化しない。そこでコンビの組み直しを命じられ、武器側が逃げ出したところ……おっきくなっちゃった! という感じの流れなのですが……ええと、上手く説明できないなw
会議での、金子ひらく監督の「巨女っぱいやりたい!」の一言から練り上げたお話だと思うと、感動も一層深まる結末になっております。
また、冒頭の「きのこのこのこ男の子〜」という歌も最高ですw

『おそ松さん』5話「カラ松事変」「エスパーニャンコ」
脚本:松原秀/絵コンテ,演出:サトウ光敏/作画監督:山本佐和子,富田美文

単純に、こういう話好きです……エスパーニャンコ。
他にも好きな話は多いのですが、推し松が一松と十四松なので、やはりこの話がたまんないなと。
全体としても、コメディとエグさと洒落てる部分が絶妙で何度も見たくなる中毒性が高く、凄くいいアニメになったなぁと思います。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』9話「盃」
脚本:岡田麿里/絵コンテ:大橋誉志光/演出:池野昭仁/作画監督:大貫健一,大籠之仁,(メカニック)大張正己

オルガが可愛い、これは総受けと俺の中で大好評のガンダムの新シリーズ。搾取される世界やテロやレジスタンスなど、世相を反映しての感じだなぁ……と思っていたら、ぶっこまれるヤクザ・愚連隊テイスト!
これまでCGSでクソみたいな大人に囲まれて生きてきて、ここにきて立派なヤクザに出会って感化されるオルガ。そして、それも含めて状況に翻弄されるクーデリア。そんな二人の側に立つミカヅキ。
このお話では、正式に鉄華団がテイワズ傘下に入る様子……名瀬とオルガの兄弟分の盃の場面が描かれるのだけど、それがたまらなかった。名前の漢字や衣装も面白かったのだけど、やはり式。オルガの台詞、表情、仕草、それにリンクして入ってくるエンディング曲にゾクゾクとしました。このアニメ、本編からエンディングへの入り方が非常に秀逸だなぁと思うのですが、その中でもこの回が好きです。
それにしても、どう考えても、この先もっともっと辛いことキツイことが起きるとしか思えないのですが、面白いんだから仕方ないよね……。
あと、ヤマギくんの出番増やしてください!

『Go! プリンセスプリキュア』43話「一番星のきらら! 夢きらめくステージへ!」
脚本:田中仁/絵コンテ:黒田成美/演出:岩井隆央/作画監督:爲我井克美

プリンセスプリキュア、全体的に素晴らしいのですが、中でもやはりきらら回はたまらないモノがありますね。
人の夢を守るという使命が為に、己の夢を諦めることを決断をしようとする、きららのその苦悩は察することができない程だと思うのだけど……そんなきららをはるか達が夢に向かう道に引き摺り戻したやり方が素晴らしかった。
安易で単純で強引といえばそうなのだけど、それが故にステージに立ったきららの説得力がモノを言った。ステージを降りるべきではない人間が描かれ切っていて、本人が強くそれを望むのならば、正義の味方の使命ごときで人の夢を潰すことはできないことを示されていて、「夢を守るプリンセスプリキュア」としてもよかったのなぁと。

『響け! ユーフォニアム』12話「わたしのユーフォニアム
脚本:花田十輝/絵コンテ,演出:三好一郎/作画監督:丸木宣明

既に感想エントリ書いてるので、特に書くことがないw
好きという呪いと希望 響け! ユーフォニアム 12話『わたしのユーフォニアム』感想

放課後のプレアデス』8話「ななこ13」
脚本:浦畑達彦/絵コンテ:春藤佳奈,佐伯昭志/演出:玉田博/作画監督:橋口隼人,空賀萌香

こちらも同上て感じなんですがw

いつかポ・ワ〜ムする日 放課後のプレアデス8話『ななこ13』感想

この『放課後のプレアデス』は今年の深夜アニメでは勿論、これまで見たアニメの中でも好きな作品の上位に入るくらいに好きで、且つ全体としては勿論、それぞれの話としても好きなのが多く、選ぶのが大変でした。特に、この話と4話「ソの夢」、10話「キラキラな夜」はどれもベストと言えばベスト言えるくらいに好きなのでw
では、何故選んだのかというと、この話が1番エキサイティングに感じたから……とかですかね。孤独な探査と仲間、ななこの過去、距離と時間の飛び越え……凄くドキドキだったり、ワクワクだったり、ハラハラだったり……いろんな感情を1番突き動かされたのが、この話だった気がします。
これまで、GAINAXの1番好きなアニメは『フリクリ』だったのですが、これからは対抗馬にこの『放課後のプレアデス』が立ちはだかることになりましたね……本当にいいアニメでした。

『ローリング☆ガールズ』8話「雨上がり」
脚本:むとうやすゆき/絵コンテ:平川哲生,江原康之/演出:浅見松雄,金森陽子/作画監督:九高司郎,横田匡史,小沢円,世良コータ,本村晃一

やはり最後の圧巻のライブシーン。
ハチャメチャなバトルとリンクして必死に演奏するバンドの姿だけでも素晴らしいんですが、サビの後に入ってくる三味線ソロとその豆千代ですわ。
鬱屈としたモノを抱えてきた豆千代の開放されて、残らず吐き出すかのように弾ける音と映し出されている豆千代の様子には、画面に映っている輝きの何倍も輝いてるように見えて、溢れ出る涙を止めることができませんでした。
また、この『STONES』という曲はブルーハーツに対する、『ローリング☆ガールズ』からのアンサーソングという位置づけなんだとか。ブルーハーツのカバーを使用しながら、この場面でこの曲を持ってくるという心意気にもグッとくる。
そして、何より、そんなことどうでもいいと思えるくらいに、名無しの僕らが擦り減りながら「この世界を笑い転げて明日へ」、というのはとんでもなく、素敵だ。
名無しの何にもない自分にはどうしようもなく、どんなに抗っても流されてしまうだけになってしまう時もある。でも、あくまで笑いながら転がってやらあ! という、無駄にポジティブでもなく、無駄にネガティブでもない、宣言。
そんな風に自分もなりたい、とそう思わせてくれるいい歌、いいシーンでした。

『ワンパンマン』12話「最強のヒーロー」
脚本:鈴木智尋/絵コンテ,演出:夏目真悟/作画監督:久保田誓,(アクション)小田剛生

いやもう、単純に凄いバトルシーンでした。これまでで最強の敵と闘う最強のヒーロー、サイタマ。それをバッチリ実感できるバトルで、見てるだけでめっちゃくちゃ楽しかった!
そういう凄いバトルシーンだったからこそ、最後のボロスの燃え尽きた姿が映える。
あと、タツマキちゃんが堪能できたのも最高だった。

という感じです。
初めてやってみて思ったのは、自分はアニメにおいて画面の説得力みたいなのを重視してるのかもなぁと思った。それには絵だけでなく、音楽や声優も含まれるのだけども。
話そのものがどんなに素晴らしくても画面の説得力が追いついてないといまひとつに思えてしまうし、説得力さえあるとお話がどうなのと思う部分があっても所謂剛腕で捩じ伏せられてしまう感があるというか。
この企画自体、話数単位で考えるのが凄く面白いなと思ったけど、自分にはそういう部分があるなと自覚できたのもよかった。
OP・ED10選もやりたい。