▲∴△『be unconscious zizz presents Time After Time』at 初台WALL 感想

be unconscious zizz企画のライブイベントに行ってきました。

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面子は
Take Out Bright
BLACK BUCK
SPARK!! SOUND!! SHOW!!
be unconscious zizz

初台WALL、着いたらドア前の受付が水浸し……というか水没気味。何があったの初台WALL。
それはいいとして20時前くらいに着いたのでBLACK BUCKはもう始まってた。なんとなくTake Out Bright見逃し続けてる感ある……。

しかし、やはり、とんでもなくかっこいいBLACK BUCK。
メロコアスカパンク、何でもいいけど、この年代の人らのハードコアパンク系のバンドはギター、ベース、ドラム、それぞれ1つずつなのに、なんでこんなに音がなんというか、逞しいのかと思う。同じ構成の若いバンド見てると、曲も悪くないし、技術自体はあるんだけど、たまに全体としてスッカスカに感じて頼りない音だったりする。
まぁ勿論、バンドの経験の違いはあるだろうし、聴いてる自分もそういう感じの出音が好きなだけ、とか色々あるんだろうけど……。
なんにせよとてもかっこよかった。この年の瀬、I HATE SMOKE RECORDSの忘年会イベントや爆裂FxAxDにも出るらしいですが、何より年明けのF.A.Dのフロアライブの企画に来てほしいとのことw 面子はハスキンとTHRHと、あともう1つ近日中にとのことだそうで……確かにハスキンとTHRHのフロアライブというだけでも魅力的……!

お次はスサシことSPARK!! SOUND!! SHOW!!
あれ、ドラムの人が違うと思ってライブ終わってからサイト見たら、脱退してました。詳しいことは特に書いてないので、ついこないだまでライブ出演キャンセルが頻発してたのもあるし、まぁ色々あったのだろう……と思うことくらいしかできないけどもw
それはともかく、ライブは「ドツくあいつの胸倉掴み中!」とスタート。
ドラムはサポートの人ですが、違和感はそれほどなく。なんとなく全体的に少しテンポアップしてたように思うけど、ライブのスピードとしてはまぁこんなもんかなと思える範囲。
途中ちょっとした機材トラブルはあったものの、ライブはスサシらしいカオスポップなライブでよかったです。

トリは勿論be unconscious zizz
今回のライブはバンド自身も8ヶ月振りということでしたが、ベースボーカルであるtdcさんが渡米するとのこと。解散というようなことは明言してませんが、be unconscious zizzは実質、休止状態になるということでしょうか。
この日は元JUNK FOOD PANICのISONOさんとNo Gimmick ClassicsのHIЯOMさんがギターとしてサポートに入ってのフォーピース。
音源『Alter, Encounter.』のM-1、ベースの和音と「MIC Check One Two」の美しさが印象的な『roundabout』で幕開け。
be  unconscious zizzは、楽曲にしてもボーカルにしても、そんなに激しいタイプの音楽ではないのだけど、ベース、2本のギター、ドラム、ボーカル、コーラスのそれぞれの音の組み合わさった結果、非常に感情が揺さぶられる音を浴びせられる感触があって、この日のライブでもやはりそうでした。
be unconscious zizzを初めて見たのは2014年7月、先程のBLACK BUCKのF.A.Dでのフロアライブ企画『NEVER QUITS』。まだギターのnaritaさんとJUDAHさんが在籍していて、その4人が向かい合うような形になってフロアで演奏していました。一目で気に入って音源を購入。帰宅して聴いて、ジャケットの電柱写真いい感じだし、この感じで9曲入り1500円切るのはお得過ぎるなぁ……と思ったのを覚えています。
その後、naritaさんとJUDAHさんの脱退ライブ見た後はなんだかんだと見れないうちに……久しぶりに見たのが今回のライブ。これまで見たのもたまたまなんですが、なんとなく節目節目な感じのライブを見れてるのは不幸中の幸いなのかどうか……なんともかんとも。
音の重なりの美しい楽曲が目の前で演奏されてることの幸せを感じながら、そんなようなことがふと頭を過りました。別に、何年も見てきたとか、数え切れないほどライブを見てきたとか……そういう感じでは全くないんですけどw、音源は購入してから百回は下らない数を聴いていて、改めて、しばらく見れないと思うと、やっぱりちょっと寂しいなぁ……と。
あと、HIЯOMさんのギターが凄くよかった。No Gimmick Classicsではどうしてもラップが目立つ部分があるんですが、ギタープレイも非常にかっこいいんですよね。
バンドは、セトリを見せてもらったわけではないのでアレですけど、音源に収録してた曲は大体やった感じだったと思います。アンコールはJUNK FOOD PANICの曲をやり、打ち上げタイムに突入ということでライブは終了。
非常に幸せな時間を過ごさせて頂きました。

be  unconscious zizzはもうしばらく見れないのかなと思うとやはり寂しいのですが、入魂(?)の三角バンドロゴ蓄光プリントTシャツも買えたし、また見れることをあえて楽観的に信じて、またいつの日にかbe unconscious zizzを見れることを待ちたいと思います。

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ていうか帰ろうとしたら受付ほぼ水没してるんですけど、どうしたの初台WALLw